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宇宙花火を見よう

明日今日(7/20)の夜、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から、2基の観測ロケットが打ち上げられます。
今回の打ち上げで、ロケットから放出されたトリメチルアルミニウム(TMA)の発光が九州・四国・西日本で観測できそうです。
興味のある方は是非。

某所に要望を受けて?まとめたので、ついでにブログにも転載。
メモ書き程度ですが参考になれば。

打上げ予定日:
2013年7月20日(同日 2機連続打上げ)
(予備期間 7月21~27日、8月18~25日)

打上げ時刻:
夜間(23:00~翌日01:00)

打ち上げ条件:
・月明かりのある夜間であること。
・電離圏に電子密度擾乱が発生していること。
・ロケットの保安や飛行に影響を与えない天候であること。

関連サイト:
・ISAS 2013年度第一次観測ロケット実験の実施について:http://www.isas.ac.jp/j/topics/topics/2013/0521_s-310-42.shtml

・せんだい宇宙館 013.7.20~ 宇宙花火出現!? S-310-42号ロケット実験を観察しよう:http://sendaiuchukan.jp/event/news/2013-7.html
(過去の実験について詳しく書かれています)

・NVS 【放送予定】7月19日,20日 S-310-42,S-520-27号機の連続打上げ:http://blog.nvs-live.com/?eid=126

実験の背景:
GPS衛星電波を用いた測位あるいは短波を用いた無線通信の誤差要因。現象の出現特性やメカニズムを理解し、測位の利便性や信頼性の向上に役立てる。

実験の目的:
2機打上げて、低高度と高高度の同時観測により電離圏E領域とF領域の電気的磁気的な繋がりを解明。低高度に発生した擾乱が高高度の擾乱を作り出す、という論理予測が正しいか、観測的に実証する。
世界初の実験だそうです。

観測について:
今回は、実験用航空機 飛翔を使っての観測と、地上観測は3地点で、内之浦・高知県の室戸・種子島とのこと。

TMA・リチウム発光について:
S-310のTMA発光は高度80kmからとなり打上げ後72~170秒 215~313秒で散布。
S-520のリチウム発光は130~100km 打上げ後497,502,507秒で散布。
S-310を打ち上げた後30~60分後にS-520打上げ。
飛行時間 S-310 380秒 S-520 580秒

・TMA発光(S-310)について
TMAは1秒吹いて1秒休むを繰り返す。
点滅しているようになるが、地上から見ると連続した白い雲のように見えるのではないかとのこと。
発光継続時間 条件が良ければ20分程度は観測できる。
九州・四国・西日本で観測できるでしょうとのことでした。楽しみ!

・リチウム発光(S-520)について
月光でのリチウム発光実験も世界初。
太陽光ではないので、肉眼での観測は難しいと思われる。
特殊な機材を用いないカメラも難しいのではというお話でしたが、世界初の実験なのでうれしい方に誤算があれば撮れるかも?

追記:
どの辺りを飛ぶのかについては、NVSさんのサイトにノータムから入力されたGoogleEarthのファイルがありますので、そちらを利用して調べるのがオススメです。
http://blog.nvs-live.com/?eid=126

こんな感じで表示できます(福岡市早良区百道浜から見た打ち上げ)
momochihama

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Comments (2)

  1. […] 昨日(7/20)に打ち上げられたS-310-42号機から放出されたトリメチルアルミニウム(TMA)の発光雲です。 比較明合成です。 実験の概要については当ブログの「宇宙花火を見よう」をご覧ください。 […]

  2. 宇宙花火(S-310-42号機から放出されたトリメチルアルミニウムの発光雲) | yumikur's photo blog

    […] 昨日(7/20)に打ち上げられたS-310-42号機から放出されたトリメチルアルミニウム(TMA)の発光雲です。 比較明合成です。 実験の概要については当ブログの「宇宙花火を見よう」をご覧ください。 […]

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